携帯小説の字数
携帯小説は紙の小説なら原稿用紙何枚とくるところを字数で現している。
英語なら単語数になるのかもしれない。
しかし、ちょっと待ってほしい。
繊細な日本語では空間やスペースも文字として捕らえられないだろうか?
ここは主人公の決意として読ませたい。
その場合「!」を使って決意をあらわすより、前後一行開けた方がいい場合がある。
たとえば
+++++++++++++++++++++++++++++++++
そして彼は思った。
(必ずあいつを殺してやる!)
彼の前にはただ暗い道が横たわっている。
+++++++++++++++++++++++++++++++++
と書くのと
+++++++++++++++++++++++++++++++++
そして彼は思った。
必ずあいつを殺してやる───
彼の前にはただ暗い道が横たわっている。
+++++++++++++++++++++++++++++++++
と書くのでは雰囲気が違ってくる感じがするんだ。
これは日本人が空間を捕らえる能力に長けているせいだと思う。
書道にだって余白を活かして文字を書くように、
日本人は昔から余白・空間をものの一部としてとらえてきた。
だから単純に字数だけで小説の長さを決めてもらいたくない。
大体、字数を稼ぐには漢字をひらがなにしたり、…の数を増やしたり、長い名前をつけたりすることだってできるんだから。
英語なら単語数になるのかもしれない。
しかし、ちょっと待ってほしい。
繊細な日本語では空間やスペースも文字として捕らえられないだろうか?
ここは主人公の決意として読ませたい。
その場合「!」を使って決意をあらわすより、前後一行開けた方がいい場合がある。
たとえば
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そして彼は思った。
(必ずあいつを殺してやる!)
彼の前にはただ暗い道が横たわっている。
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と書くのと
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そして彼は思った。
必ずあいつを殺してやる───
彼の前にはただ暗い道が横たわっている。
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と書くのでは雰囲気が違ってくる感じがするんだ。
これは日本人が空間を捕らえる能力に長けているせいだと思う。
書道にだって余白を活かして文字を書くように、
日本人は昔から余白・空間をものの一部としてとらえてきた。
だから単純に字数だけで小説の長さを決めてもらいたくない。
大体、字数を稼ぐには漢字をひらがなにしたり、…の数を増やしたり、長い名前をつけたりすることだってできるんだから。
禍記
「禍記」田中啓文読んだ。
禍記 (角川ホラー文庫 (Hた1-3))
田中 啓文

なにこれ、騙された!
帯に「謎の古史古伝に封印された人類誕生以前の世界とは!」とかあるから、そういう伝奇もの大好きなわたしはわくわくして読んだのに!
そういうの期待する人は読んじゃだめ!
なにこれ、ただのホラーを5つ並べただけじゃん!
しかも「ある存在」になる方法のネタかぶってるし!
間をつなぐ「禍記」に関わる編集者の話にしても、最後でめためた。意味不明。
こないだこの人の「水霊」って作品の映画化されたもの見たけど、それも思わせぶりに怖い描写があるだけで何の解決にもオチもなく、『この世には手を出してはいけないものがあるのじゃ』で終わりだったし。この調子じゃ原作もおんなじなんだろうなあ。
思わせぶりな怖い、気持ち悪い描写は確かに映像化しやすいだろうけど。
「禍記 」なんてものを大上段にかまえずにたんに『伝承から』とかにしておけばよかったんだ。「取りかえっ子」や「天使蝶」「怖い目」なんかの伝承がらみのアイデアはいいのになあ。とくに「怖い目」の生理的気持ち悪さったら。
「黄泉津鳥船」は星新一の匂いのするバカ話(当然ですが星新一がバカなのではなくて!)。「妄執の獣」は後味が悪いだけで恐怖としては小松左京の「石」の足元にも及ばない。
禍記 (角川ホラー文庫 (Hた1-3))
田中 啓文

なにこれ、騙された!
帯に「謎の古史古伝に封印された人類誕生以前の世界とは!」とかあるから、そういう伝奇もの大好きなわたしはわくわくして読んだのに!
そういうの期待する人は読んじゃだめ!
なにこれ、ただのホラーを5つ並べただけじゃん!
しかも「ある存在」になる方法のネタかぶってるし!
間をつなぐ「禍記」に関わる編集者の話にしても、最後でめためた。意味不明。
こないだこの人の「水霊」って作品の映画化されたもの見たけど、それも思わせぶりに怖い描写があるだけで何の解決にもオチもなく、『この世には手を出してはいけないものがあるのじゃ』で終わりだったし。この調子じゃ原作もおんなじなんだろうなあ。
思わせぶりな怖い、気持ち悪い描写は確かに映像化しやすいだろうけど。
「禍記 」なんてものを大上段にかまえずにたんに『伝承から』とかにしておけばよかったんだ。「取りかえっ子」や「天使蝶」「怖い目」なんかの伝承がらみのアイデアはいいのになあ。とくに「怖い目」の生理的気持ち悪さったら。
「黄泉津鳥船」は星新一の匂いのするバカ話(当然ですが星新一がバカなのではなくて!)。「妄執の獣」は後味が悪いだけで恐怖としては小松左京の「石」の足元にも及ばない。

