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ミッション8ミニッツ

ミッション8ミニッツを観た。かなりおもしろい映画だったが、水曜レディースデーでもガラガラ。こんなにおもしろいのに観ていないなんてもったいない!

ミステリー要素が強いからなかなかオチにふれずに話をしていくことはむずかしいんだけど、肝心なところは反転しておくので読みたい人だけ読んでください。

空軍のスティーブンス大佐は、はっと気づくと見知らぬ列車の中にいる。目の前に座っている女性は「あなたの助言役に立ったわ」とほほえんでいる。なぜ自分がここにいるのか、しかも鏡には見知らぬ顔が映っててスティーブンスはパニック。そのパニックのまま列車が爆発してしまう。

もう一度目覚めたとき、自分は戦闘機のコックピットにいる。通信装置には見知らぬ女性。でも短い会話を経て記憶を取り戻す。目の前の女性はグッドウィン大佐、どうやら自分は何かのシュミレーションを受けているらしい。
グッドウィンは「爆弾はどこか、犯人は誰か」とだけ繰り返す。「時間は8分だけだ」と。

再び列車の中。シュミレーションだと思っているスティーブンスは爆弾を探し、トイレの天井裏に仕掛けられているのを見つけだすが、犯人の目星をつける前に再び爆発。

また目を覚ましてコックピットの中だが、今度はその中が荒れててオイルがもれている。
スティーブンスはしきりに父親と連絡をとりたがっているが、願いは聞き入られず再び列車に戻される。

次にスティーブンスは犯人と目星をつけた男を追って次の駅で列車を降りる。そのとき前の座席に座っていた女性、クリスティーナも一緒におろす。そのおろし方がね、いきなりキスしてくどいちゃうっていうんだから、いや、これは洋画じゃなきゃできないねー。

日本人男性には無理

ところが目星をつけた男も犯人じゃなく列車は爆発で失敗。

8分後、目覚めるとコックピットの中は凍死しそうなくらい寒い。通信もつながらない。スティーブンスは壊れていたケーブルをなおしてなんとかグッドウィンと連絡をとる。
グッドウィンのいる基地でもスティーブンスと連絡がとれなくなってばたばたしている描写がある。

グッドウィンがようやく説明をしてくれる。

列車が爆発し、その中にいたショーンの最後の8分間の記憶とスティーブンスがリンクしていること、列車を爆破したテロリストがシカゴに向かっていること。大勢の人間が死ぬ前に犯人をみつけてくれと。
スティーブンスが列車の中のクリスティーンを救ったと言うと、それは過去の話だから変えられないと言う。

再び列車に戻ったスティーブンスだが、車掌室にある銃を手に入れたところで車掌に取り押さえられてしまう。そこでクリスティーンに父親に謝りたいんだ、という話をしているうちに爆破。

とにかく、この爆破・帰還・爆破の連続に心臓が痛くなってしまう。
以下ネタバレになっているので畳みます。



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再び列車に戻ったスティーブンスはクリスティーンの携帯がネットできることを知って自分のことを調べてもらう。スティーブンスは今はショーンになっているから友人の振りをして。ところがスティーブンス大佐は二ヶ月前に死亡していることが判明。

コックピットに戻ってすぐに自分は死んでいるのかと聞くと、グッドウィンが「脳は生きている」と告げる。
このあたりからグッドウィンが人間らしい感情の揺らぎを見せ始める。

スティーブンスは死んだことになっていて、その脳の一部が列車爆破で死んだショーンとリンクしているのだ。
「もう一度国に尽くせる」という責任者の博士に「国のために死ぬのは一度で十分だ」とスティーブンス。そうすると任務が終わったら死なせてやる、と。

もうこの上から目線がね、相手を人間と見ていないマッドサイエンティストが恐ろしい。

そしてスティーブンスは何度も何度も爆破で死ぬ。手がかりは見つからない。
そして何度目かに戻ったとき、仲違いしていた父親が自分について語るインタビューテープを聞く。

列車に戻ったスティーブンスは爆弾の起爆装置である携帯を取り外し、その携帯で電話をする。電話にでた男を取り押さえるが、残念ながら逃がしてしまう。おまけにクリステイーンまで撃たれて死なせてしまう。

現実に戻ったスティーブンスは見つけた犯人の情報を伝え、現実ではその男は無事に捕まる。喜ぶ現実の基地の面々。

スティーブンスは成功したと言うグッドウインにもう一度ショーンの中に転送して、そして8分後に生命維持装置を切ってほしいと。
列車の乗客を救いたいというスティーブンスに過去は変えられないというグッドウィンだったが、最後にはスティーブンスの貢献に敬意を表して転送してくれる。

列車に戻ったスティーブンスはクリスティーンをコーヒーに誘い、爆弾を解除して犯人を捕まえる。
それからスティーブンスは父親にショーンとして電話をする。スティーブンスが謝りたいと言っていたことと。父親は自分もひどいことを言ったと後悔していた。その気持ちは息子さんに伝わっていますよ、とスティーブンスは伝える。

もうここで涙がぼろぼろ……

列車の座席に戻りスティーブンスは思う。列車の乗客たちは生きている、ここがショーンの記憶の中の過去の世界だとしてもみんな生きて明日を夢見ている。心優しいクリスティーンも、怒ってばかりいる芸人も忙しいビジネスマンも。
最後の1分間、ステイーブンスが選んだある方法、そして現実の世界ではグッドウィンが彼の生命維持装置に手をかける。
この作戦が成功したから博士はスティーブンスの記憶を削除して再び別な誰かにリンクさえ、非道な任務をさせるつもりなのだ。

残された最後の一分、スティーブンスはクリスティーンに聞く。
「もしあと一分しか残されていなかったらどうする?」
「充実させたいわ」

その1分は列車の乗客にとって充実した生だったろうか、そして生命維持装置が切られるが……

ハラハラするし、親子愛に泣けるし、ロマンスにどきどきするし、ストーリーがとてもいい映画なんですよ、とにかく上映期間が短いので急いで見に行ってください。
スティーブンスもかっこいいし、徐々に柔らかくなるグッドウィンもいいし、クリスティーンもとてもすてき。
あとからこの監督がSF映画「月にとらわれた男」の人だと知ってなるほどーと。観客の裏をかくのはお得意なんだな、と思いました。
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プロフィール

霜月りつ@文筆業

Author:霜月りつ@文筆業
白城るた・あるいは 真坂たま、白雪真朱と名乗ってBLやTLやファンタジーを書いてます。最近は霜月りつ名義で時代物も。
主に読書と映画と着物と同人の日々。独断に満ち満ちてマスので、ついてこれる人だけれっつごー。
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