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SPACE BATTLESHIP ヤマト あらすじネタバレ感想こみで

宇宙戦艦ヤマト TV DVD-BOX( 初回限定生産)
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本当はもう一回ヤマト観てから書こうと思ってたんだけど、感想を楽しみにしてくださっているようなので、初見だけの印象で書きます。例によってネタバレ感想です。
(記事が長くて退屈なので(笑)挿絵がわりにヤマト関係のDVDなどを挿入)

まず目のアップからはいる演出。荒い呼吸音も聞こえ、その目の中に宇宙船だか隕石だったか爆発閃光だったかが映って、画面が引くとコックピットだとわかる。
戦闘機コスモタイガー!
搭乗員・森雪に艦長から引き上げ命令が。
沖田鑑はすでに戦える状況ではなく引き上げようとするがそこへ「ゆきかぜ」から通信が入る。
ゆきかぜ艦長・古代守は堤真一さん。
「我々が楯になります」という古代守。

ここは原作では「退け」という沖田に古代守が反発するシーン、あの有名な

「沖田さん、僕はイヤです。 ここで撤退したら、死んで行った仲間たちに顔向けできません」
「古代、明日のために今日の屈辱に耐えるのだ。それが男だ」
「沖田さん、男なら戦って、戦って、戦い抜いて、1つでも多くの敵をやっつけて死ぬべきじゃないんですか」

という会話ではありませんでした。

「沖田艦長のために戦えることは我々の誇りです、あなたの下で戦えてよかった」みたいなことを言って通信終了。これはこれでありだと思う。前述の「男なら戦って戦って……」もかっこいいけど、それでは船の艦長としては駄々っ子みたいなせりふでもあるし、指揮官に逆らうような感じでもある。でも映画のせりふのようにさわやかに微笑んで言われたら、ああもう古代の船はだめなんだなってわかるし沖田も止められなくなる。

堤真一は堤真一でも、孤高のメスの外科医でも、容疑者Xの犯人でもなく、古代守だったよ(泣)。

そして佐々木功のナレーション「無限に広がる大宇宙……死んでいく星もあれば生まれてくる星もある」
歌えよ!!!

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で、地球。
ガミラスの遊星爆弾に汚染され、地下で過ごす人類ですが、この地下施設はすばらしい。アニメの設定そのまま。そのまますぎて絵みたい(笑)。
古代進はそこでレアメタルの採掘をやってるんだけど、ごっついヘルメットとアンティークな装備でまだ顔は見えない。仲間?の一人が「こいつのにーちゃん軍だからいろいろ役得」みたいなこと言ってからんで殴られる。
古代はアナライザーを小型のipadのようなものにして採掘中、その背景には例のぼろぼろのヤマト。そこにヤマトがあることにはなんの説明もない。古代がアナライザーに「あのボロ船なに?」とか聞いてくれればよかったのにな。
そこへ空から飛行物体が落ちてきて古代はふっとばされます。致死量の放射能を含んだ大気の中、ヘルメットをとばされるけど生きてる。そして地中から拾い上げるメッセージカプセル……。サーシアはいませんよ。

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場面は変わってどこかの施設の中、そのカプセルを解析する真田さん───ギバちゃん。うひゃあ、柳葉敏郎だけど真田さんだー。ほんとこの人しかいないよね、真田さんは。間に合ってよかったよ、年齢的に。
カプセルの中には設計図らしきものが。
拾った人間は? と聞く沖田に「もう死んでるでしょう」とあっさり。そこへ「おきたー!」と怒鳴り込んでくる古代。
ゆきかぜを見殺しにしたな! と怒る古代を見て沖田は「元気じゃないか」とぼそり。「そのようですね」と真田。
山崎努の沖田艦長はところどころこういうユーモアがあってよろしい。重厚な人がふと見せるユーモアっていいよね、アニメの沖田艦長もそういうところあったし。

ここで古代は兄を見殺しにしてのうのうと帰ってきて恥ずかしくないのか、と詰める。部下を犠牲にするやり方を非難するけど、この問題がけっこうあとあとまで引っ張られる。
このとき、古代を殴って黙らせたのがなんと森雪だったりする。

そのあと、沖田と橋爪功の長官の会話。「この船を私にください」
いや、ダイコンじゃないんだから。

ヤマトってもともと地球脱出用に作られてたのか。しかし、ヤマト型だと乗れる数少なすぎるんじゃないか。
このヤマトのドックはどこかのダムで行ったそうで、全部CGでやると思っていた橋爪さんは実際ダムでロケしてびっくりしたとか。
でもダムをつかったガラーンとした巨大ドックはなかなかよかったです。

次のシーンで記者会見。ヤマトでイスカンダル(仮称)に行くという。ここで記者の数少なすぎるんじゃないかと思ったけど、もうそれほど人間が残っていないからかな。
でも、街頭テレビでそれを見ている人は少なすぎ! 昭和のプロレス中継見てる人の数より少ないぞ! 
ここはあの地下都市の上空に巨大パネルを設置してものすごい大人数で見てほしかった! なんていうか、この映画、常に人間の数少なすぎるって印象はあったんだよね。そこがスケールの大きさを感じられなかったっていうか。
そしてヤマトの乗組員を募集をじっと見る木村古代。

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で、ヤマト乗り込み希望者は次々に部署が割り当てられるんだけど、ここで古代は元軍人だってわかるわけ。その前に佐渡先生が「あんたなんで生きてるの!」っていうくすぐりシーンがあるけど。
それまでは古代はあまりしゃべらなかったし、沖田艦長と会った時も怒鳴っていたからあまり感じなかったんだけど、ここから木村拓也になります。

軽い軽い。

まじめで熱血な原作の古代君を考えているとがっくりきちゃう。

あちこちの感想で「キムタクはキムタクでしかなかった」と言われているし、わたしもそうおもうけど、これはもう仕方ないんじゃないかな。
「武士の一分」を見てないからなんともいえないけど、木村拓也は「キムタクであることを求められている」んじゃないかと思う。軽くて明るくてクールでかっこよくて、悲しい状況もユーモアでかわして。
そういうイメージもきちんと作られたものなのかもしれない。

山崎努や柳葉敏郎が沖田や真田をきちんと演じきる分、キムタクのキムタクらしさは際だっていたけど、ときどきいらっとしたけど、そういう演技をしていると思えば我慢できる。

元々「チーム古代」を率いていたエースパイロットという設定の古代と、元の仲間であるコスモタガーの加藤・山本たちときゃっきゃうふふの同窓会。そこにいらだちを見せる森雪。そして加藤が森雪をライバル視しているという設定。

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前後するけどヤマト発進のシーン。
ここ見所だよね。
復活編でもやっぱり発進のシーンは美しかったもんね。パチンコのCMのヤマトの発進シーンも美しかった。
さあ、実写ヤマトの発進シーンは?

これもよかったですよ、なかなか。もうちっと長く観たかったー。
発進直後にガミラスのミサイルが。それを迎えうつ波動砲。目玉の二つを同時に見せてくれる大サービス。
波動砲の手間のかかる手順大好き。西田敏之の徳川機関長も思ったよりよかった。
波動砲の衝撃で地球で見守る指令室のレーダーが一時利かなくなる。ヤマトは衝撃で燃え尽きたのか。絶望する橋爪長官。
しかし燃え上がる噴煙の中からヤマトの雄姿が現れた!
「ヤマト、無事です!」
うん、ここは感動するよね。
行ってこい、ヤマト。そして必ずここへ帰って来い!

さて。
ヤマトの中がね、なんか狭いのね。まああの船のリアル縮尺で描いたら第一艦橋はあのくらいの狭さだってパンフに書いてあったけど、でもその狭さがどうしてもセットに見えてしまう。
たとえばスタトレなんかだとどんなに狭くてもセットには見えないんだよ。狭いな狭いなりのリアリティがあるっていうか。
第一艦橋だけじゃなく、通路とか、格納庫とか食堂とか。
どうせなら自衛隊の船とか使わせてもらえばよかったのに。だって元々戦艦を利用して作っている宇宙船なんだからさ。
とくに格納庫はだめ。戦闘機がびゅんびゅんつっこんでくるような場所なんだからもっと大きくないと。

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あとリアリティないなと思ったのが宇宙戦。なんか早すぎてなにやっているのかわかんないし、美しくないのね。
これは実写デビルマンのときのデビルマンとシレーヌの戦いの時にも思ったんだけど、早けりゃいいってもんじゃない。
早けりゃかっこいいんじゃなくて、なんていうか、宇宙の戦闘の時はスピードとため。
なんで板野サーカスがかっこいいかっていうとかっこよく描いているから。上下左右奥行きを考えて描いているから。
だから映画「ULTRAMAN」で実写なのに板野さんを起用したのは正しい。「ULTRAMAN」の空中戦は実に美しかったしよくわかった。
どんなに早くてもどうやって機体が落とされたか、どう攻撃したかわかんないと戦闘シーンの快感がないんだ。
私のように怪獣映画で街の破壊を、戦闘アニメでバトルシーンや壊滅を楽しんでいるような人間には、ヤマトのバトルは残念だった。でももう一回観てくるよ、見落としたのかもしれないし。
(ヤマト復活編の戦闘シーンはそれでいえば大満足だった)

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あとワープが……だめだった。うーん。

ガミラスの攻撃もきりぬけて航行を続けるヤマト。
あ、この攻撃の時、古代は取り残された雪を助けるために艦長命令を振り切って出撃、ゆきかぜを見捨てたように仲間を見捨てるのかと沖田にたてつく古代。最初の因縁をうまくひきずっている。
古代は敵の砲撃をうけつつワープするヤマトにぎりぎりで戻るんだけど、ここで敵の攻撃をヤマトを横にして避ける、というシーンがなかなかかっこよかったです。
古代はこの命令無視で地下牢営巣入り。徳川機関長や佐渡先生と酒盛したりする。

地球との最後の交信の場面でなぜ古代が軍を辞めたのかが、島の口から雪に語られる。古代と島は五年前までエースパイロットとしてガミラスの遊星爆弾を破壊したりコースを変えたりしてきたんだけど、あるとき、コースを変えた爆弾が、古代の両親のいる宇宙基地?を破壊してしまったとのこと。
地球に誰も通信相手がいない古代はアナライザーに「元気か」なんて話しかけて、アナライザーが「古代サン、泣カナイデ」なんて言う(くうう、アナライザーあああ)。

ああ、でもだめだ。やっぱりもう一度みないと話の順番もかなりめちゃくちゃになっているし、なんでほかの映画みたいに覚えていないのかな。アニメとごっちゃになっているせいかな。
すいません、なので続きは来週ということで。

続きをUPしました→SPACE BATTLESHIP ヤマト感想2


音楽はかなりよかった!!
やっぱりヤマトは音楽あってこそ。
復活篇の音楽もよかったんだよ。

復活篇についての記事はこちら
TVシリーズの思い出についての記事はこちら

ではまた来週!

「SPACE BATTLESHIP ヤマト」
ORIGINAL SOUNDTRACK

サントラ
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「SPACE BATTLESHIP ヤマト 」★★★☆ 木村拓哉、黒木メイサ、柳葉敏郎、緒形直人、池内博之、マイコ、 堤真一、高島礼子、橋爪功、西田敏行、山崎努 出演 山崎貴 監督、129分、2010年12月1日公開、2010,日本,東宝 (原作:原題:宇宙戦艦ヤマト)        ...
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霜月りつ@文筆業

Author:霜月りつ@文筆業
白城るた・あるいは 真坂たま、白雪真朱と名乗ってBLやTLやファンタジーを書いてます。最近は霜月りつ名義で時代物も。
主に読書と映画と着物と同人の日々。独断に満ち満ちてマスので、ついてこれる人だけれっつごー。
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