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宇宙戦艦ヤマト復活篇

レディースデーを利用して観てきました。
10時20分の回は初回なせいかお客さんは少ない。そして年輩の人ばかり。だいたい男性一人だけど女性二人組というのもいて、これはアニメファンなのかなあ。

で、ひさしぶりのヤマトですが、心配していた3Dのメカ戦も違和感なく観られました。

以下感想をまじえて粗筋を。
これから観る人はまあラスト一行前までは読んでも大丈夫かな。

宇宙戦艦ヤマト復活篇 あらすじ

さいしょに羽佐間道夫さんの懐かしくも重厚な「無限に広がる大宇宙…」というナレーションではじまります。これは「宇宙大作戦」の「宇宙…それは人類に残された最後の開拓地である…エンタープライズ号の驚異に満ちた物語である」と同じくらい懐かしく、その世界をあらわしますねー。

そのナレーションでブラックホールが迫っているから地球人類は新しい星に移民するって説明され、アンドロメダ級の戦艦に守られた移民専断が登場。メカはすべて3Dだけど、うっとおしくなかった。パンフレット見ると「セルシェード」という技術をつかって2Dの絵との違和感をなくしているそうです。
戦艦もかっこいいんですが、マンションそのまんまみたいな移民戦もかっこいい。

で、突然なぞの宇宙軍に襲われて移民船団壊滅。
この移民船の護衛鑑に古代雪が乗っているんですが、戦乱とワープに巻き込まれ着ている服がすべてちぎれて無意味にオールヌードを披露しながら行方不明。
指令室の壁が全スクリーンになって英語や漢字でアラートが流れるシーンがあるんですが、そこかっこいい。「早期警戒警報発令」とかね。
やっぱり日本人しか乗ってないからでしょうか?

一方古代進はどうしているかというと貨物船「ゆき」の艦長として過ごしているんですね。初登場の時はひげもじゃで、これはこれでかっこいい。むしろ絵にあってる。そるな
今回のキャラデザは湖川さんがやってるんですけど、どうもこう、ほら、新興宗教のアニメとかあるじゃないですか、あれに出てくるようなキャラデザで私は気持ち悪いんですよ。パンフレットには湖川さん本来のヤマトキャラが見開きで描かれていて、この方がよかった。顔がまるきりイデオンだけどその方が抵抗ない。
大人っぽいヤマトのキャラはどうにも気持ち悪い。

古代は先の戦闘で難破した船の情報をキャッチして救助に行き、移民船が襲われたことを知って地球に。
今や科学長官になっている真田さんと再会、移民船護衛鑑の指揮をとってほしいと頼まれる。
あ、今回絵で違和感なかったのはこの真田さんと佐渡先生だけだった。

家に帰ると娘が反抗期。お父さんにはヤマトがあればいいんでしょ! と冷たい。お母さんを寂しがらせて…と。寂しかったのはたぶん娘の方。

映画版「宇宙戦艦ヤマト完結編」の終わりを受けてアクエリアスの海に沈んでいたヤマトが復活。いや、ここの氷割って現れるヤマトはほんとかっこいいです。
でも飛び立ってぱっと画面がかわっちゃう。ここはもっと「ため」て欲しかった。そのまま歌にのせて宇宙までいく姿を見せてほしかったよ、なんたって主役はヤマトなんだから。

「ヤマト」はTV版のあとそれを受けて「さらばヤマト」が作られているんだけど、そのあとそれをなかったことにしてTVで「ヤマト2」が作られ、TV版スペシャルで「ヤマト新たなる旅立ち」、次に映画で「ヤマトよ永遠に」、で、またTVで「ヤマト?①廚?如?修梁格圓痢屮筌泪抜扱詈咫廚?撚茲如複圍嵌蚤莪貂醋椶濃爐鵑世呂困硫㌧調枋垢鯢茲気察防茵△箸いκ?┐機?2鵑痢嵒菠咫廚蓮峇扱詈咫廚梁格圓箸いΔ海箸砲覆蠅泙后?
どうでもいいことですが「やまと2」は「2」で「ヤマト?①廚蓮??①廚覆鵑任垢諭?
私は映画としてまとまっている「さらばヤマト」が一番好きなんですがね…

そのころ宇宙連合では地球人が宇宙に飛び立ったのは侵略行為だ、撃退するぞ、と会議中。会議の主導権をとっているのは目玉の大きいSUS星人。

で、いつも移民船が襲われる地点でやっぱり襲ってくる敵。そこでは武人であるドルイ提督がヤマトの戦いっぷりのみとれている。こないだとぜんぜん違う、あの船がほかの船の志気を高めているんだ、と。
そして自分たちがやってることはただの虐殺行為だ、と宇宙連合に反旗を翻してヤマトをそのまま見送る。
当然宇宙連合は「うらぎりもの」よばわり。しかしドルイさんは「我が国民はなにがあろうとわかってくれる」って、ちょ、おま…。
どうも宇宙連合の一番強いSUS星に押さえつけられているらしいんですがね。こんな感情論な人がTOPだと国民は迷惑するのでは。

ヤマトの移民先はアマール星という惑星の衛星、このアマール星の説明が映画ではいっさいないんだけど、「?①廚能个討④討燭里?福? アマール星も宇宙連合に所属してて、そこではじめてSUSという星が武力でほかの星を従えていることが語られます。
アマール星は西アジアのイメージで、この星の女王が美しい。この人だけだな、このキャラデザで成功しているの。

それでアマールが地球を受け入れた、ということで制裁として宇宙連合が襲ってくる。ヤマトは勝手に戦うとアマールの心証が余計悪くなるとじっと我慢。ところが先のドルイさんがその残虐行為に怒って突貫で敵の船を沈め、ヤマトも決起。倒すべきはSUS。
このときアマールの海から飛び立つヤマトも美しい。やっぱり船は水柱をたて発進するのが似合っているよね。

しかし地球って宇宙連合にはいっていないのか。まあ日本も国連に参加できるようになるまで申請してから四年もかかったしな(ロシアが反対してた)。

地球へ帰りがてらSUS星の戦艦と宇宙戦。このあたりクラッシック音楽鳴り響き、メカの美しさともあいまって非常にすばらしい戦いっぷり。
アマール星の戦闘鑑は優美な形をしており、室内も兵の宇宙服もきらきらで豪華。そのアマール鑑がSUSの主砲からヤマトを守るんだけど、そのときのバリアーのようなものも美しい。おそらく戦闘アニメの中でもっとも美しい艦。あ、超銀河伝説でもきれいな艦でてきたけど(TKさん情報確認ありがとう)、そのくらいきれい。

ヤマトはSUS艦の5つの主砲をどうにかしたいが、バリアのようなものがあって打ち壊せない。そこへ大村さんという古兵が特務鑑「信濃」で特攻。名前がいいよね、「信濃」。
ウイキによると「信濃」は大和型の航空母艦で当時世界最大、そして世界最短の艦暦の船ということらしい。確かにアニメの信濃もあっと言う間に沈みました。
まるでガラスのようにガラガラガッシャンとバリアが壊れて下に落ちていく。このバリアの壊れ方って70年代ぽいよね。
大村さんの死を無駄にするな、とバリアが壊れた主砲を波動砲で撃つヤマト。ここで噂の連発波動砲が登場です。やっぱ波動砲かっこいいよ。エネルギー注入しはじめてから撃つまでの長い手順がかっこいい。

主砲を撃って敵母艦をやっつけたか、と喜ぶヤマト。ところがさらに巨大な敵母艦が宇宙のあちこちからでてくる。うん、こうじゃなくっちゃね、ヤマトは。逆マトリョーシカ戦艦。説明がむずかしんだけど、宇宙をもう海そのものとして描いてあるのね、で、その海の中からジョーズがいきなり顔をだすような感じでぐわあっと現れるわけですよ。
これはすごい。時空を思う通りに移動している、ってまあよくあるSF的表現ですが、それをこんなに魅力的、かつ説得力ある絵で見せてくれたのははじめて。
なんせ宇宙空間から出現するときは水しぶきまであがるもんね

どこから襲ってくるのかわからない敵にヤマトは手も足もでない。でも古代はなぜか背後にある太陽が人工物でそれがエネルギーを与えていることを悟り、残った一発の波動砲で撃つ。しかし波動砲撃つとき「まぶしいの注意」って言ってるけど、そのあとの爆発の方がまぶしいんじゃ…みんなゴーグルとってるけど。
それで太陽の爆発とともになぜかSUS艦も爆発。ここがよくわからなかった。なんで? なんか連動してたの?

やったーと喜ぶヤマト。ところがそこに敵の大将の怨念みたいなものが現れる。
え? ラスボスの正体ってそこだけ鳥山明?!
なんかここだけ絵がすごくマンガチックでおかしい。ぎょっとするというか恥ずかしいというか、どうしちゃったの? って感じで。

で、なにかなぞめいたこと言って消えていく。

その間にもうっかりとブラックホールが地球に近づいてきててもう木星を飲み込んでしまった。ヤマトは無事移民船を帰還させ、残りの地球人類を乗せて再び旅立つ。
命をかけて守ってきた地球から逃げ出すんだ。俺たちは無力だ…
旅立つヤマトを見送るかのように空に向かってほうこうする様々な動物たち。え? 動物おいてけぼりっすか? あと老夫婦とかチベットの坊さんとか真田さんとか佐渡先生とかが地球と運命を共にしようと残っている。
ああ、そうだ。今回初めて日本人以外の人が描かれたんじゃないの? 乗組員はあいかわらず日本人だけだけど。
(日本人以外には大和魂ないからな。ヤマトは魂で飛ぶからな。ほら、飛行機が飛ぶのも…)

で、地球をでていくヤマトにまたSUSの敵の亡霊みたいなのがでてきて、実は自分たちは別な次元の生物で、自分たちのところには資源が少ないから地球を手に入れるためにブラックホールにみせかけた次元転送装置だよーん、とご丁寧に教えてくれる。

ちょちょちょ、まって。
じゃあ地球人がおとなしくアマールの月に移住して空っぽになった地球を侵略した方が楽だったんじゃ? ちょっかい出すからやられちゃったんじゃ?

オペレーターの女子が計算してブラックホールの中に制御装置を発見、しかしヤマトの6連発波動砲でも届かない。どうする?
と、ここで毎度おなじみ真田さんの「こんなこともあろうかと!」発動。
6連発を一気に打ち出せる裏技波動砲をつくっていたんです。おいおい…乗ってないのにスゴイよ、真田さん。そしてクルーの誰にも知らせてないのかよ…
そしてなぜその技を地球を救うために活用しないんだ。

そしてラストシーン。あまり意味ないけど反転しておきます。

見事ブラックホールを撃破してヤマトは再び地球を救う。この戦いで死んだのはオペレータールームの女子たちだけでした…

映像はなかなかよかったです。
ストーリーもつっこみ多いけどまあまあ。
しかし戦闘機の女子とかいらなくね? ガンダムシリーズを意識したのかもしれないけど。
あと、ヤマトの波動エンジンってスパナひとつで直せるの???

しかしなにより観客の度肝をぬいたのはエンドロール。

宇宙戦戦艦ヤマト復活篇 第一部 完

え、あの、ちょ……。

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おすすめ平均
starsDVD購入後の感想
starsヤマトはここで終わっていればね
stars永遠のSF叙事詩!
stars黒木 瞳も泣いた作品
stars慌てず急いで正確にな・・・。

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霜月りつ@文筆業

Author:霜月りつ@文筆業
白城るた・あるいは 真坂たま、白雪真朱と名乗ってBLやTLやファンタジーを書いてます。最近は霜月りつ名義で時代物も。
主に読書と映画と着物と同人の日々。独断に満ち満ちてマスので、ついてこれる人だけれっつごー。
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