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「おとむらいさん」 と 「アトリエ777」 が面白い

最近、女性漫画を続けて購入している。

「プリンセス・メゾン」「指と月の間」、そして「おとむらいさん」と「アトリエ777」。

「おとむらいさん」の作者の本は初めて購入。
ヒロインが音村さんで、葬儀社に勤めているので「おとむらいさん」。

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大谷 紀子
講談社 (2016-02-12)
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タイトルって大事だな、と思う。
このタイトルだけで興味持てたし。

内容は、死体役ばかりやってる売れない女優、音村さんが、その声をかわれて葬儀の司会のバイトをする。
そこで触れる本物の人生ドラマと、葬儀社の人の美しい所作に惹かれて、葬儀の仕事をはじめるというもの。

内容は「葬儀」なので暗いものだが、絵が明るく派手な感じで、なんとなく硬質なんだけど粘液もあるような、なんというか、石油が固まった感じというか、それは石炭か。
黒いダイヤって言われるケド、なんかそんな雰囲気の絵。
キャラクターも表情豊かでみんなきれい。
新しい葬儀の形というか、個性的な葬儀がちょいちょいと描かれる。
中に、なくなった人を着替えさせる「送り人」で描かれたような納棺師の表現がある。
私も実父を亡くし、納棺師さんに父親をきれいにしてもらった。
葬儀でも、父親は真綿の羽織袴を着せてもらってで立派に見えた。
葬儀会社の人は、世界で一番優しい職業だと思ったくらいだ。

【関連記事】 父の葬儀

音村さんがこの業界でさまざまな人間ドラマに立ち会い、女優として葬儀屋として成長してゆく姿を見るのが楽しみです。

アトリエ777はきらさんの作品で、この方のは「シンクロオンチ!」というコミックスを以前読みました。
こちらも楽しい作品だったんですが、主人公は普通のOLで、シンクロに挑戦しつつ恋愛もがんばる、恋愛コメディでした。
「アトリエ777」はプロメイクのヒロインが特殊メイクの世界に行きそうな話です。

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きら
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「シンクロオンチ」のときもそうだったんですが、今回のヒロインも自分の顔にコンプレックスを持っています。
(シンクロのときはぽっちゃりヒロインだった)
きれいな妹といつも比べられ、わたしはいいや、になっちゃった姉。
でも妹とは仲良し。
だけど恋人を奪われて妹を傷つけてしまったことが心を重くしている、という、キャラクター設計が上手です。

「おとむらいさん」を読んでから「アトリエ777」を読むと、「アトリエ777」があまり描きこんでなくて、顔ばっかりで動きがとぼしいと思ってしまうところもありますが、キャラクターや会話がおもしろいです。
「おとむらいさん」は絵で魅せて、「アトリエ777」はテンポで魅せるって感じでしょうかね。


「おとむらいさん」も「アトリエ777」もわりと特殊な仕事の話で、青年誌ばかりでなく、女性誌でも職業ものは花盛りですが、どの職業を描くか、でけっこう成功率がかわってゆくんでしょうね。

「おとむらいさん」の葬儀の仕事は誰もが知っているけど裏はまったく知られないもの、
「アトリエ777」の特殊メイクは映画で見てはいるけど、どうやるのかは知られていないもの。
どちらも身近にあるのにまったくわからない世界です。

この職業をもってきたということで、この2作品はかなり手堅くヒットするんじゃないかな、と思います。


女性コミックスは値段が優しいのも嬉しいですね(笑)!

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プロフィール

霜月りつ@文筆業

Author:霜月りつ@文筆業
白城るた・あるいは 真坂たま、白雪真朱と名乗ってBLやTLやファンタジーを書いてます。最近は霜月りつ名義で時代物も。
主に読書と映画と着物と同人の日々。独断に満ち満ちてマスので、ついてこれる人だけれっつごー。
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