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映画感想。「残穢」と「クリムゾン・ピーク」。洋と和のホラー。

タイトル通り邦画と洋画のホラーをみにいってきました。

そのねたばれ・感想です。
今回あらすじはなし。

どちらも幽霊もの、家ものです。

「クリムゾン・ピーク」は、一般的には「パンデラビリンス」の監督、私的には「パシフィック・リム」の監督・ギルレモ・デル・トロの作品と言うことで期待してましたが、つっこみどころが多すぎるぞ、こら!



まあ、作家志望のアメリカ娘がイギリス貴族と恋に落ちて、イギリスの古城で怖い目にあう、というわかりやすい話で、その城には美しい姉がいて、という設定なら、別に姉と弟ができてるというのは、謎でもなんでもないですね。
なのでメインはどんなふうにホラーを見せるか、どんなふうに城を使うかなんだけど。

まず幽霊がだめ。
どうして向こうの幽霊はすぐに驚かす方向にばかり行くの。
しかもどうしてまっくろな消し炭になっているの。
そして、コレラで死んだ母親と、城で殺された花嫁たちがどうして同じような幽霊の姿なの。
幽霊は死んだときの姿ででてきてください。もしくは生前のきれいな姿で。
腐った母親が這ってきて「クリムゾン・ピークスに気をつけて」なんて言ったって、そりゃ娘は聞かないよ。
だったら綺麗な姿で出てきて何かいいたげに消える、とかの方がおもわせぶりでよくない?
アメリカの幽霊ものは脅かせばいいとおもっているからいやだ。

そして古城。
確かにきれいだし、ホールの天井に穴があいててそこから落ち葉や雪が吹き込んでくるっていう情景もきれいなんだけど。

メイドも執事もいなーい!

イギリス貴族もののTLを書く参考になればと思っていたのに、まったくなりゃしない。

うーん、幽霊ものとしても、なぞときものとしても中途半端だった。
せっかくヒロインが作家志望、しかもホラー書きたいというなら、もっと彼女に調べさせるべきだった。
母親の幽霊を味方にどんどんほかの幽霊と交渉していくのかと思ってたのに。
(そしてなぜ、娘をあれほど心配してた父親は幽霊にならないのだ)

ラストシーンは姉VS嫁の大バトルで、でもこのバトルもパシリム期待したら地味だったなあ。

なんというかいろいろと不満の残る映画でした。

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一方「残穢~住んではいけない部屋」。
あまりいい評判を聞かないのですが、それはたぶん、エンディングによけいなホラーシーンを足したせいだと思います。



編集部に幽霊が這ってくるとか、アパートで幽霊みるとか、あの二シーンはいらなかった。蛇足とはこのこと。
いや、幽霊の足というべきか。

鳴り続ける電話で終わらせるべきだった。

あれはスポンサーとかえらいひとが試写会見て、「幽霊出てこないじゃん、幽霊だそうよ」と言って出したに違いない。

「残穢」の幽霊はアメリカ映画のように「わっ」と驚かせず、振り向くといません。
心臓どきどきさせながらふすまあけてもいません。
ちらっと帯が見えたり、かげが見えたりするだけでいいですね。
登場人物たちがビクビクしているので、こっちも一緒になってビクビクできます。
そして登場人物が「あっ」とか「きゃっ」とか言うと、一緒に恐がれます。

私の席に一つ置いた場所にカップルがいたんですが、画面の中で怖いシーンがあると、彼女が彼にしがみつくのか、すごい揺れてた。

原作は読んでいたのですが、あまり怖くなかった。というか淡々としてて、小説読んでいる感じがしなかった。
映画になると聞いて、これはきっと映像で見た方がいいんだろうなと思っていた。
予想通り、家とか、地図とか、室内とか、映像の方がよくわかるし、よかったと思う。

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感想(8件)




それにしても、私は竹内結子が好きじゃない。
竹内結子ののろのろしたしゃべり方やおっくうそうな動き方や頭の悪そうな演技がきらい。

「残穢」でも「ハヤブサ」でも「バチスタ」でもまったく同じ演技。

いわゆる、頭の悪そうな、コミュニケーション能力低そうな女を演じている。
なに? そういう女性はみんな竹内結子がやることになっているの?
なぜ小野不由美さんをあんなうすのろっぽい女性にするの?
本人にお会いしたことはないけど、もっとチャキチャキ動かしてほしかった。

もう一人のヒロインの橋本愛はかわいかったけど。

映画が終わった後、前述したカップルも、出口付近に座っていた女子2人もすぐに立ち上がってくれなかった。

え? そんなこわかった?

まあでも、クリムゾン・ピークよりはざんえの方が恐がれるかもしれないので、どっち行こうかと迷っている人は「残穢」で。

……夜中の物音が気になってしまうかもね。

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霜月りつ@文筆業

Author:霜月りつ@文筆業
白城るた・あるいは 真坂たま、白雪真朱と名乗ってBLやTLやファンタジーを書いてます。最近は霜月りつ名義で時代物も。
主に読書と映画と着物と同人の日々。独断に満ち満ちてマスので、ついてこれる人だけれっつごー。
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