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2014年おすすめマンガ

マンガは長い時間続いているからこの年、と言えるわけではないが、
とりあえず今年読み始めた「僕だけがいない町」これおすすめ!
ミステリーなんでネタばらしができなくて、どう面白さを伝えればいいのかわからない。
先が読めなくてハラハラするんですよ。



それから今年見事に完結してくれた「花もて語れ」。
朗読の魅力を絵で見せるという荒業。
この手があったか! と見せてくれます。
朗読する人がここまで作品を読み取ってくれるのかとびっくり。
私は書いててもそこまで考えて書いてないのでなんだか申し訳ない。
これで朗読に興味持った人多いんじゃないかな。

「花もて語れ」1-13全巻中古 6800円


同じく完結した「タケヲちゃん物怪禄」。
不幸体質の少女を驚かすには幸せにすること。
妖怪たちは一生けん命タケヲちゃんを幸せにしようとします。
ハッピーエンドでよかった。

「タケヲちゃん物怪禄」1-7全巻 4317円


どうなることかと思ってた「描かない漫画家」も完結。
前前巻からシリアスになってきてつらくなってきてたけど。
ずっと「やっぱり描かない」で続くギャグだと思ってたからさ。
自分が天才ではないと認めるのはつらい。
認めたうえでもう一度始めるのはもっとつらい。
でも「どのみちこれからなにかを一から始めるなら、漫画を一からはじめろ」
という言葉は「真理だ!」と思ったな。
自分が天才という夢だけを見ていてなにもしてなかったんだから始めることはできるはずだ。
私もこの新しい年に気を引き締めておごらずに新しい仕事に向き合いたいと思います。

「描かない漫画家」1-7全巻 4899円


調子よくなってきた「明日にはあがります」。これほんと声出して笑える。
漫画を好きな人なら絶対気に入るはず。
ギャグを説明するのはむずかしいけど、とにかくめんどくさい漫画家先生が面白い。



アニメで人気沸騰の「月刊少女野崎くん」。これもすごくおもしろい。
笑いたい人にはこの2冊。



「累」は去年から一気読み。もう4巻出て次回最終巻だそうです。
誰もが顔を背けるほどの醜い少女・累。
しかし彼女は死んだ母親から「他人の顔を奪う口紅」を譲られる。
その口紅を使って彼女は美貌を手に入れるが、それは本当に幸せなのか?
最近よくあるweb連載のような簡単な絵じゃなく、ねっとり濃厚なタッチで見せてくれます。
顔を奪った少女、奪われた少女、顔を差し出す少女、監禁され奪い続けられる少女………
少女たちのさまざまな運命が気になります。

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累(1)
累(1)
posted with amazlet at 15.01.03
講談社 (2014-01-31)


2014年の新作では明治大正昭和初期の文壇の作家先生方を好き勝手に料理している「月に吠えらんねえ」。
「月に吠えらんねえ」はタイトル通り病んでる萩原朔太郎が主役です。
その彼と詩人として成功しているのにどこか歪んでいる北原白秋との
愛と憎悪となんか不条理な関係を中心に、
カエルの草野心平やロボットの千恵子さん、
いもしない(実際はいる)萩原の妹を恋い慕う三好達治、顔の描かれない室生犀星など、
線の細い不安定な絵で描かれた漫画は一読するとこじれた文学中2病かと思うが、
何度も読み直しをせずにいられない、不思議な魅力と説得力をもつ。
決してうまい絵じゃない、いやな感じで好き嫌いがわかれるだろう。
事実、史実、原点にそっているが、それらを切り刻んで作者の心のフィルターを通し、
ファンタジーと狂気でシェイクした独自の、おそらく誰も描けない漫画。
文学者がタイトルを叫んでバトルするものなどと比べれば、文芸好きは読んでおくべき作品。
同じころに 大塚英志原作の柳田邦夫を描いた「恋する民族学者」という漫画もあったが、
絵の人が漫画の描き方をわかっていないというか、たぶんに 大塚英志の一方通行なプロットに
絵がついていけないんじゃないかと思える作品で、あれは漫画として整っていない作品だった。
つか、大塚英志はエンタメをわかってないんじゃないかと。
おそらく、おそらくだが、「月に吠えらんねえ」は曽根富美子の「含羞」のロマンチシズムと通じるものがある。
(「含羞」についての私の魂の叫びはこちら



あとはブログでも力をいれた「アインシュタイン1904」と、



基本的にweb漫画はあまり紙で読みたいとは思わないのだが
タイトルのように手触りがマシュマロのようなコミックス「おじさんとマシュマロ」。
マシュマロ大好きな上司とその上司が大好きなOLのラブコメ。
ラブコメとはいえ、おじさんはOLの気持ちに気づいておらず、
OLは懸命にアピールするのだが、そのアピールの仕方がうまくなく
ずっとすれちがっている。
うん、ほんと簡単な漫画。シチュエーションコメディ。
いや、けっこう楽しかった。
とにかくマシュマロ大好きというネタだけで1冊作り上げたのはすごい。
カバーは気持ちいいのでぜひ手に取って。

おじさんとマシュマロ
一迅社 (2014-11-05)



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プロフィール

霜月りつ@文筆業

Author:霜月りつ@文筆業
白城るた・あるいは 真坂たま、白雪真朱と名乗ってBLやTLやファンタジーを書いてます。最近は霜月りつ名義で時代物も。
主に読書と映画と着物と同人の日々。独断に満ち満ちてマスので、ついてこれる人だけれっつごー。
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