HOME   »  読んだ小説  »  「海の中」 有川 浩

「海の中」 有川 浩

「生存者ゼロ」に続き、自衛隊パニックものといえばこちらも。こっちは「生存者ゼロ」よりもう少しさわやか。「生存者ゼロ」が敵の正体がなかなかわからないのに比べ、こっちは開始数ページでもう判明する。
巨大なザリガニ。
これが硬い甲良をもち、巨大なはさみで人を切り刻み、むさぼっていく。
このザリガニに追いつめられて潜水艦にたてこもった海自の二人と小中学生たち。それから陸上でザリガニと立ち向かう警官たちが交互に描かれる。
ザリガニ自体は自衛隊の火気ですぐに退治されるんだけど、この自衛隊が出てくるまでが話のひとつの肝。警察から自衛隊に覇権を移すのがなかなかうまくいかないのだ。

あとは狭い潜水艦内で自衛官と少年少女が巻き起こす騒動。決してギャグでなく。
少年少女たちの確執や愛憎、自衛官たちの対応、紡がれるロマンス。

残酷な描写もあるけれど読後感はさわやか。
図書館戦争は未読だったけど読んでみようかな。

海の底 (角川文庫)
海の底 (角川文庫)
posted with amazlet at 14.12.11
有川 浩
角川グループパブリッシング
売り上げランキング: 5,601

関連記事
プロフィール

霜月りつ@文筆業

Author:霜月りつ@文筆業
白城るた・あるいは 真坂たま、白雪真朱と名乗ってBLやTLやファンタジーを書いてます。最近は霜月りつ名義で時代物も。
主に読書と映画と着物と同人の日々。独断に満ち満ちてマスので、ついてこれる人だけれっつごー。
メールはこちらから。



更新情報や日々の戯れ言を呟いてます。フォローよろしくお願いします。ブログの更新もお知らせします。

人気記事
お役立ち商品紹介(人気記事)
FC2カウンター
crick ! crick !
最新記事
カテゴリー
るたが運営する他サイト
AMAZON