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ドラマ「螺鈿迷宮」

ドラマ「螺鈿迷宮」を全話見ました。

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ミステリーじゃない。毎回泣かされたしうまく話を作ってたけど、医療ミステリーとして期待してみた人間としてはちょっとがっかり。
確かに毎回なぞっぽいものは提示してましたが、あのドラマが訴えていたのは終末医療です。
原作を読んだ相方ちゃんは、あの原作からここまで話をふくらませ? 改変した脚本家はすごいということで、私はこれから原作読むんですけど、かなり違っているそうです。

まあTVドラマは毎回ヤマ場もってこないといけないし、こういう作り方はTV版「ジェネラル・ルージュ」でもわかってたんですが、医療ミステリとしては「ジェネラル」が勝ち。病気の原因をつきとめる、という確かに医療のミステリーでしたからね。
残念ながらTV版の「アリアドネ」は未見なので、今度レンタルしてみてみよう。


が、ミステリでなかったからといってドラマとしてだめだったというわけではありません。やはり私も年齢を重ねた分、そして父を見送った身としては、終末医療は現実的に身近です。

管やコードでつながれても生きながらえるか、自宅で自然な死を迎えるか。
生きたいのか、生かせたいのか、死にたいのか早く死んでほしいのか。

うちでは母親は生きたいと言い、妹はコードにつながれるのはイヤだと言っています。私はまだ結論がでません。
人間は生きることを選べます。ならば死ぬことも選べるのが理想論ではあります。

安楽死、尊厳死、言葉は違っても「死を選ぶ」ということでは一緒です。
らでん迷宮では主人公の白鳥は「安楽死は許せない」と言い切ります。人を生かすために日夜努力を続けている医療者をないがしろにする行為だと。
でもこの言葉には私はちょっと首を傾げました。
私が患者の身内だったからかもしれませんが、医療者をないがしろにしてでも、患者を尊重してほしい。
患者とその家族が納得し希望すれば、「死」も選択のひとつにしてほしい、ような。

ギバちゃんが演じた院長が本当に患者のことを考え、患者に寄り添う医師だったからかもしれません。
終末医療の医師として理想的な医師です。
でもだからこそ、あの炎の結末はちょっと納得いかんなあ。

このドラマは非常にわかりやすく安楽死を考えさせるためのものにはなったのではないでしょうか?

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プロフィール

霜月りつ@文筆業

Author:霜月りつ@文筆業
白城るた・あるいは 真坂たま、白雪真朱と名乗ってBLやTLやファンタジーを書いてます。最近は霜月りつ名義で時代物も。
主に読書と映画と着物と同人の日々。独断に満ち満ちてマスので、ついてこれる人だけれっつごー。
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