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RUSH/プライドと友情 感想ネタバレ、特にkinkiファン向けに。

キンキちゃんが映画のアフレコをやるというので見に行ったのが半分。



キンキちゃんなんて失礼? 
でも私がファンになったのは彼らがピチピチ18歳で、毎日のようにTVや雑誌にでていた頃。そのころすでにおばちゃんだったのでキンキちゃんはキンキちゃん。つよち、こーちゃん、と呼んでいた。

もちろん腐女子だったので同人誌も作っていたよ。未満都市の80Pパロマンガとか描いたなあ。そのころ友達になった人とは今でも根強く交流している。
今では当時の狂気のような熱は冷めているけど、それでもついているTVにキンキちゃんがでれば「おお」と身を乗り出す。

そんな彼らが未満都市以来のダブル主役っていうんだから観に行くしかないじゃない。

ニキ・ラウダとジェームズ・ハントについては、残念ながらラウダの方しか知らない。私の世代ではプロスト、シューマッハ、セナ、鈴木亜久里、片山右京などが花盛りだったから。
でもハントについて知らなかったのは無理なかった。彼は早いうちに引退してたのね。

今回映画館はあきらかにキンキキッズのファンの女の子で埋まっていた。あとは彼女につれてこられた男性か、字幕を読むのが嫌いな人か、この日のこの時間しかとれなかったF1ファンか映画好き。

さあ、そこでキンキちゃんのアフレコについてだけど。

最初、ラウダのナレーションから始まる。
つまり剛のナレーション。
おおぅ……。
はっきり言ってあまりうまくない。どうしても剛の癖が出てしまっててキャラクターとあまりあってないし、うん、下手だ。違和感がある。
でもこれも聞いていれば慣れ……なかった……。

続いて鼻血を出しながら、病院の床を裸足でペタペタ歩いてくるハント。これは光一。
あれ? 違和感ない。上手じゃん。
思い出してみれば光一はアニメの獣王星でも声優やってたんだっけ。
ぜんぜん光一の顔が浮かばない、キャラにあっている。

ラウダは頭も良くてテクニックもあって、車にも詳しくてエンジニアと一緒に車を作り上げ、早寝早起き品行方正なまじめな人。でも空気を読まずに人に気を使わず思ったことをずけずけ言って人を傷つけ嫌われる。

ハントは車はエンジニア任せ、10日のうち9日は頭をかきむしりたくなるが、10日目に目を見張らせる、と言われる、センスと勘のいい天才。陽気で奔放、女好きでみんなを楽しませるセクシーなやんちゃ男、健康優良不良少年。

ドライビングも人間性もまるっきり反対、出会ったときから意識して反目しあう。
そんな絵に描いたようなキャラクターをキンキキッズの二人が演じている。

剛は決して演技は下手じゃないんだけど、アフレコは今一つだったなあ。

さて、キンキキッズのファンが気になっているえっちシーンなんだけど。
ハントはとにかくナースと病室で、スチュワーデスと飛行機のトイレで、レースクイーンとピットで、同時に二人とかたくさんあるんだけど、まあ、最初のえっちシーンではナレーションがかぶさって声は聞けませんでした(笑)。スチュワーデスさんのときは唯一「……っ、……っ」って感じがあったのでここ耳すますとこ。
そのかわり、嘔吐シーンはたくさん声が聞けます。

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ラウダもベッドシーンあるけど、ここも水中だったりしたから声がなかったなあ。
でも事故で全身やけどを負って苦しんでいる声はあったよ。

そうそう、ハントのスポンサーの貴族のおじさんがハントのために新車を用意したとき、ハントが喜んでおじさんにディープキスするシーンがあるのでここはチェックな。

F1には興味ない、キンキちゃんの声がききただけって人にとって映画鑑賞のポイントを下記に。

池袋シネマサンシャインに見に行く人は、映画館小さいので観るならF席より後ろでOK。ただし、レースの醍醐味、地を這うようなマシンの視点に浸りたいなら前の方がいい。タイヤに引きつぶされそうな感覚を味わえます。

映画が始まる前の予告に1本ホラーがまじってます。パラノーマルなんとかっていうの。いきなり怖いので始まったら目を閉じているのが吉。

そういや予告の中に6月公開の洪水映画「ノアの箱船」と同じく6月火山噴火映画「ポンペイ」があったなあ。洪水も噴火もやだなあ。「ポンペイ」は火山かぶって死んだ人が出てくるので注意。

ラウダが事故にあってやけど治療のシーン、かなりリアルに皮膚をはがしたり、肺にたまった膿を取り出すので口に金属官つっこんだりします。血が苦手な人は注意。

ハントも最初の登場シーンで腹を刺されていてそこアップになるので注意。

さて、映画が終わって長い長いエンドロールだけど、誰も席を立たない。実はこのエンディングのあとに「RUSH」のイメージソングをキンキちゃんが歌っているからだ。
この映画のあとにキンキキッズの歌か……。
なんだかちょっと気恥ずかしい。授業参観で我が子を見守る親の気持ちになるぞ。
だって、ジャニーズの歌って、あからさまにジャニーズの歌ってわかるような曲ばっかりじゃん?

でも歌が始まると意外に(失礼)きれいなメロディライン、そして歌声。あれ? キンキちゃんたちこんなに歌うまかったっけ。

画面は映画の総集編ぽくて残念ながらキンキの顔はまったく出てきません。

顔といえば、映画のパンフですが、ここにもキンキはまったく出てきません。
なのでキンキちゃんの記事を期待してる人は買わなくてもよろしい。
そのかわり、F1のことは読みごたえのある記事が載っているのでF1ファンは買い。

さて、ここまではキンキキッズファンのための記事だったので、以下からは普通に映画のあらすじと感想。



公式サイト「RUSH/プライドと友情」

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F1の下のレベルのレースに参加していたハントとラウダは初対面から互いを意識、反目しあう。はじまってすぐに二人の性格や立ち位置が描かれ分かりやすい。
すぐにF1に参加するようになった二人だけど、成績はわずかにラウダの方が優勢、ハントはスポンサーが財政難になったりして苦戦。
優勝したけど車が不調だったり、車体がルールより1.5センチ大きくて優勝を取り消されたり、なかなか勝てない。

やがて1976年、危険なサーキットで天候が悪い中レースを開催、慎重派のラウダはドライバーを集めてレースの中止を提案するが、ハントに挑発されてレースは始まってしまう。そしてーーーラウダの事故。

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地獄のような苦しい治療の中、ハントを支えたのは自分が不在の間、勝っていくハントのTV映像だった。
いやもうここ、ほんとキツイ。今の時代じゃないから医療器具もなんか拷問器具みたいでね。

やがて42日後ラウダは復帰、やけどの残る顔を見てハントは絶句する。
そのときの記者会見でラウダのやけどで醜くなった顔を揶揄する記者がいて、ハントはあとでその男をトイレにつれこみボコボコにする。ここいい話。

あ、そうそう、いい話っていえば、田舎でラウダがチームメイトを怒らせて、パーティに出られなくなって仕方なく美女の車で駅まで送ってもらうエピソードがあるんだけど、この車がエンスト。
美女が手をあげて車を止めるんだけど、車のドライバーは美女よりラウダに夢中。
「俺の車をラウダが運転してるぞ!」
このあたりのファン心理、オタク心が楽しい。たとえて言えば、私の机で萩尾望都先生が漫画を描いているぞ! ひゃっほー、という感じといえばわかる人にはわかってもらえるかな。

で、その復帰レースでハントは車不調でリタイヤ、ラウダは4位なんだけど、レース場の観客がラウダ復帰に感激してスタンドからいっせいにラウダのもとに駆けつけてくる。すごいなー、感動だ。



この年のレースでハントとラウダの差が3ポイント。F1ていうのは1回のレースで優勝が決まるんじゃなくて、その年何回かやって、その総合点でチャンピオンになるのね。

で、最後のレースが日本! これは日本のファンへのサービスか!(違います)
しかし日本の富士サーキットはどしゃぶり。その危険な天候の中を決行。
広い空の下、美しい富士山。
最終レースが日本てのは絵になるねえ!

ドライビングの描き方なんだけど、迫力を出すために車に近寄り撮影するでしょ、で、3回も同じような演出があるのね、草なめ車、みたいな。
これはちょっと工夫してほしかったな。
でもレース中の激しい運転がエンジンの回転やピストンの上がり下がり、タイヤにねじ込まれるネジ(シャーロックホームズ2でよくあったような)などの機械を使った部分は迫力があった。

タイヤ、路面、ハンドルを握る手、空、目線、内燃部分、観客、車、車、車。
カメラがいったいどこにいくつあるのか。
自由自在な視界で画面にのめり込ませてくれる。

放蕩なハントの描き方はちょっと画一的で古くさい感じがしたけど、その古くささが「昭和」のプレイボーイって感じで逆によかったかな。

スローな雨しぶきの中、スタートするマシーン。水煙の中で見えなくなる視界、スピンする車、怖い怖い。

この試合でハントが3位以上になれば4ポイントとってラウダに勝利する。勝つのはどっちだ!?
だがラウダが驚きの行動をとるーーー

続きは映画館で!



結果を知りたい人は検索してください、これは史実なので。

映画は映画としておもしろかった。キンキ目当てでもこれでけっこうレースに興味持った女子はいたのではないか? 青春もの、キャラクターもの、ロマンスものとしてもおすすめの一品です。

ところで映画のパンフにニキ・ラウダが、ラウダ役のブリュールについて、自分独特の英語の話し方がそっくり、と書いていたので、字幕版でももう一回観たいな。

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霜月りつ@文筆業

Author:霜月りつ@文筆業
白城るた・あるいは 真坂たま、白雪真朱と名乗ってBLやTLやファンタジーを書いてます。最近は霜月りつ名義で時代物も。
主に読書と映画と着物と同人の日々。独断に満ち満ちてマスので、ついてこれる人だけれっつごー。
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