HOME   »  ちはやふる  »  ちはやふる20巻 感想とネタばれ

ちはやふる20巻 感想とネタばれ

20巻目の表紙はしのぶちゃんと変態名人・周防さんでした。
春らしい和菓子の表紙でしたね。

ちはやふる(20) (BE LOVE KC)
ちはやふる(20) (BE LOVE KC)

物語は千早と太一の決勝戦。千早がとりにくく勝ちにくい配置と戦略で、千早の”感じ”を打ち消していきます。

ところで毎回「ちはやふる」には名言がありますが、今回の名言は「結果」について。

世の中には
結果より
努力が大事って
考え方もあるが

指導者にも
生徒にも
それは本当は
苦しいんだ。

「がんばった」も
「きつかった」も
風のように
流れていって
しまう。

「結果」は
石なんだ

「がんばった」を
留めておいてくれる


そしてーーー

「結果」は
集めるんだ

強い

追い風をーーー

これは末次先生自身の思いではないでしょうか。過去にあったできごとを乗り越え、今、こうやって「ちはやふる」でベストセラーを叩き出している末次先生自身の「結果」。

辛く、苦しい過去があったでしょう。
毎回の原稿はきつく、厳しいものでしょう。
その頑張りを、この今の結果が留めておいてくれる。
今「ちはやふる」は結果をたたきだし、追い風を受け、さまざまなメディアの中で輝いている。
それだけじゃなく、その風は、この作品の存在は、私もがんばらなきゃという気持ちにさせてくれるんです。

さて、話に戻ります。

決勝は千早の勝利。負けた太一は全力でやったけど、それに対しての感想は描かれていません。ただ、ふるえる拳と表情を隠した、トーンで覆い隠された横顔だけです。

tihaya20_taiti.jpg

なんとなく、なんですが、ここで「スクリーントーン」を使って太一の顔を張ったというのも意味があると思うんですよね。
スクリーントーンは人工的なものです。ペンで線を描いたり、ベタで塗りつぶしたりする方が、感情表現ができます。
ここで「トーン」描写、というのは、作者が太一の感情を読者にもわからせたくなかったんじゃないかな、と考えます。

そのあと、太一と新の会話になりますが、ここで新が「千早は誰のものでもないよな」と、ある意味挑戦的な言葉を投げかけます。
この言葉の意味は新自身、なんであんなこと言ったのか、と理解できません。

さて、試合のあとはお楽しみ修学旅行なんですが、なんと太一が嘘までついて旅行を欠席、名人戦予選の大会に行ってしまいます。
抜け駆けされたことにショックな千早は大事な修学旅行中、ずっと太一に電話をかけっぱなし、携帯を見守りっぱなし。
親友のみちるちゃんに「私はちーちゃんと修学旅行に来たのに、なんでここにいないの!?」と泣かれてしまいます。
千早、大反省!

携帯って、どこでも連絡がとれるかわりに、それに依存しきってしまいますよね。見つめていたって情報は更新されないのに手放せない。

でも千早はみちるちゃんの涙の甲斐もあって、修学旅行を楽しむことができるようになりました。

そして予選の方ではミセス・プレッシャーが太一が嘘をついて大会にでているのを見つけてしまいます。太一を引っ張り出そうとしますがそれを菫ちゃんにじゃまされて。

「先輩は自分になりたくてがんばってるんです」

菫ちゃんの言葉に感銘を受ける太一。このシーンの前にかなちゃんが歌合の説明をするシーンがあって、「心を 動かすことを目指して 競い合ったんです」というせりふがあるんですが、菫ちゃんのせりふは太一の心を動かしたかもしれません。

このあと太一と東日本で強いと言われているK大の小石川くんの試合。
さあ、太一の運命はどうなるでしょう?

できれば次の巻では太一VS新の試合が見たいものです。

(画像引用 末次由紀 ちはやふる BE LOVE KC より)

その他のちはやふる関連の記事はこちら

ちはやふるったー 作ってみた

ちはやふるったー

対戦結果をお知らせするだけです(笑)。
名前をちょっと変えたりカタカナにしたりするだけでも結果がかわります。

ひまつぶしにどうぞ。

ちはやふる 1〜最新刊 [マーケットプレイスコミックセット]
ちはやふる 1〜最新刊 [マーケットプレイスコミックセット]
関連記事
プロフィール

霜月りつ@文筆業

Author:霜月りつ@文筆業
白城るた・あるいは 真坂たま、白雪真朱と名乗ってBLやTLやファンタジーを書いてます。最近は霜月りつ名義で時代物も。
主に読書と映画と着物と同人の日々。独断に満ち満ちてマスので、ついてこれる人だけれっつごー。
メールはこちらから。



更新情報や日々の戯れ言を呟いてます。フォローよろしくお願いします。ブログの更新もお知らせします。

人気記事
お役立ち商品紹介(人気記事)
FC2カウンター
crick ! crick !
最新記事
カテゴリー
るたが運営する他サイト
AMAZON