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小説を書くことを生業としながら、紙や電子の海でとっちらかってる毎日

大吉原展行ってきました!

上野の東京藝術大学美術館で行われている「大吉原展」行ってきました。
今週19日で終わりということでけっこうな人出。
角川から江戸時代が舞台の小説「いろは堂あやかし語り」を出しているので、江戸時代の吉原も書くことがあるかもと取材がてら。

五月晴れの日差しは強いけど空気は涼しいいい気候。
樟のさわやかな香りを抜けて上野公園の奥の奥、「東京藝術大学美術館」へ。

着物は単衣の茄子紺よろけ縞。
上野公園でとおりすがりに「すてきなおきもの」って言ってもらえた!

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狙いは図録です。
あとで参考にしますからね。
でも肉筆画もたくさん見れてよかったです。

なんというか、喜多川歌麿、絵が凄くうまい!!!


女性の表情のすばらしいのですが、佇まいのドラマがある。
遊女の立ち姿だけで物語が、日常が見える。
あと色使いが絶妙。
色がとにかくきれいなんですよ。

写真は吉原の立体物なんですが、人形は辻村寿三郎です。

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図録も迫力の300P超え。
この先、これ以上の吉原関係の肉筆画、浮世絵はもう出ないんじゃないかな。

展示が多くて1時間以上見て回り、疲れ果てて上野駅のハイボールバーでハイボール二杯とおつまみカツカレー。

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そのあとは上板橋の「あずま寿司」へ。
どうしてもお寿司が食べたくて。

鯵がおいしかったですー。

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君たちはどう生きるか ネタバレあり

宮崎駿の「君たちはどう生きるか」観に行った。

話は戦時中、田舎に疎開してきた少年がしゃべるアオサギ――アオサギおやじに導かれ、義母を助けに不思議な塔に入って異界で冒険する話。

前半の現実世界は空襲の炎や田舎の屋敷での生活などを丁寧に描いてそこはけっこう面白かったんだけど、後半、塔に入ってからは 「いったいなにを見せられているんだ?」 と頭の中にはてなマークが。

なにか話がつながっていないというか、イメージの断片を延々見せられているみたいで、昔「天使のたまご」という押井守監督の睡眠アニメがあったんだけど(あれのイメージも鮮烈で美しく魅力的だった)、あれもわけがわからず、聞けば「あれは押井くんの夢だからわかんなくていいんだよ」と言われたことがある。だが、「君どう」のイメージは話がつながっているようでつながんなくて、画面も新鮮味がなく魅力に欠けた。

既視感というのか、どれもいままでの宮崎作品で観たもののような感じがするし、大叔父の部屋に行く黄色い大廊下が何度も何度も出てくるのは悪夢でもある。わけのわかんなさを強引に上等な映像で見せてくる。

私はわけがわかんなくても面白ければいいんだけど、このわけのわかんなさは面白くなかった。

もしかしたら2回観れば面白くなるのかな。

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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス 観に行ったんだけど

特に興味はなかったんだけどアカデミー賞いろいろ獲ったし面白いのかなって。
エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス 観に行きました。

うーん……。

やりたいことも言いたいこともわかるんだけど、面白くない。
なにが面白くないのかわかんない。会話とかキャラクターかなあ。
変な事すると次元ジャンプしてパワーが出ると言うのもその「変な事」が下品でシモネタ多くて笑えない。

これはあれだ。

「大怪獣の後始末」を豪華にしていい感じにまとめた感じだ。

いや、テーマは全然違うんだけど作り方がね。

大怪獣の後始末もハリウッドで上映すればアカデミー賞とれたんじゃね?
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「Winny」観に行きました

「スラダン」や「エブエブ」と迷ったんだけど、きっと他のはまだ長く上映してるだろうなと。

「Winny」というファイルを匿名でダウンロードアップロードできるソフト? を開発したのが著作権を侵害する悪用を「満えん」させる、という疑いで逮捕された開発者。
てか、開発者の人、あまりにもちょろい。

自白の書類によく考えもせずサインしちゃだめえええ!

というか、警察で責められたらあまり人付き合いのない人なんてびびって言うこと聞いちゃうよね。

映画では裁判で一回負けるとこまでしかやらなかったけど、2chの人たちが開発者を助けるために「フレーフレー47」とか「ガンバレ」「イキロ」「ムザイ」という名前でお金振り込んでくれてるシーンがもう泣ける。2chなんてひねくれた人しかいないと思っててごめん。2chの人って露悪的ではあるけど、自分の正義には素直で熱いよね。

正直、なんで負けたところまでしか描かないのか不満なんだけど、そのあとは映画的にあまり面白くないのかな。
それにしても開発者の人、無罪勝ち取ってやっと自由にプログラムできると思ったのに、そのあとの人生が短くて切ない……。きっともっとすごいもの作れたよね。
交互に愛媛警察のウラ金作りも描かれてて、こっちはもういつ告発者の警察官が殺されるか、もうハラハラしながら観てた。
こっちの話とwinnyの話が直接関わらなかったのは残念(間接的に、winnyが証拠を漏洩させた)。匂わせてはいたけど、そこがノンフィクションのむずかしいところだったのかな。
東出さんという役者さんが、開発者の人の世間知らずでかわいらしくも変人な様子を上手に演じててとてもよかった。





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「BLUE GIANT」観た。

前から原作は読んでいた。ただ、アメリカへ行ったところで読むのはやめた。
この先の大の旅が長そうで……。
やはり日本での未熟な感じが一番好きだったから。

映画はその日本での部分を二時間にぎゅっ! と。
仙台編は丸々カットして演奏中に思い出として出てくるだけ。それでも十分に伝わる。
東京に着いて玉田や雪祈に出会いバンドを組む。玉田は夢に向かって努力する大に憧れ(憧れとはちょっと違うかな、いいなあ俺もああなりたい、だから憧れでいいのかな)、ドラムを叩き始めるも初心者なので雪祈にいやな顔をされる。それでもわずか四日でビートを刻めるまでになるから才能あるんじゃないのか?

池袋のTOHOシネマでドルビーアトモスで観たので音がいい。東京のジャズバーでマダムがレコード盤に針を落とした瞬間の第一音に鳥肌たった。
そのあとも大がサックスを吹くたびに毛穴が開く。
演奏中は演奏そのものもそうだけど、アニメーションとしての演出も面白く、(井澤健治監督の「音楽」」っていうアニメ映画の演出も面白かった)まったく飽きない。
そういえば隣の席の男性が雪祈のピアノのシーンで自分の膝の上で指動かしてたけど、ピアノやってる人だったのかな。

その雪祈、原作読んでいる人は知っているけど、衝撃の結末を迎える。あのシーンは思わず声が出た。
そして憧れのソーブルーでの演奏、あそこの演出もすばらしかったんだけど(泣けた)、ラストのラスト、私は、私はあれでよかった! ほんとによかった! こうあってほしかった!
もうここもほんとに泣けて泣けて。

ただ、すばらしいシーンだったのでひとつだけ不満があった。それは雪祈の演奏の演出で、前のシーンと同じ演出があったところ。
指一本のアップのシーン。
印象的な描き方であるために記憶に残るんで、それがもう一回使われたのが残念。前が指一本だったら次は指五本にするとか、ちょっと変えて欲しかった……。

でもそのほかはもうなにも言えない。大満足!
映画終わってすっとんでパンフレットとサントラ(最後の一枚だった)買ったよ!

そのあと池袋のそば屋「ふくろう酒場」でランチとビール飲んでたら、店長が「僕も四回行きました」と話しかけてくれた。食器を返すとき、「ラストよかったですよね!」と熱く語り合ってしまった。
こんどは「爆音」で観に行きたいです。



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